覚え書き080 イニシエーション・ロード 2011

2018年現在、年度別に作品をまとめられたのは2011年だけですが、何か理由があるのでしょうか?

個別の作品の内容は大きく変わらず、ほんの少し変更があるだけです。気付いた変更点については作品個別の覚え書きに書いています。

他の年度と何が違うか考えてみると、赤坂の夜・光と影および松戸神社 魂の記憶 この2作が特徴的で登場人物が仔細にわたって描写されサークルメンバー以外にこういった登場人物描写がなかった点が気になりました。

今のところ、これらの登場人物が新たな展開を産み出したわけでもなく、現在また主人公はほぼ一人で旅を続けているわけですが小杉氏はあれで終わりでいいとしても、三木さんと綾さんはなぜ登場して森とそれに類似した名字を持つ人と八女を探し求めている主人公にただ見守り続ける事にさせたのか、三木さんに真っ当な考えを持った大人になってもらうと言わせておきながら、その後の展開がなぜないのだろうかと大変不思議な感じがします。

森という人物に興味がなくなったというなら現在までの展開もわかるのですが、水戸光圀 三輪鳥居と三柱鳥居を読む限りそうではないようです。

千一夜さんが”フィクションとして”と主張される限りそれに準じるべきだとは思うのですが、なにか物語が自分の自由に書けない理由でもあるのかと邪推したくなります。